・正直表現に問題あるだろうという部分もあるかもしれませんのでもしかしたら消す可能性もあります
・出てくる虐待お兄さんは人格的にも問題あるような人物ですので不快に思う方は読まないほうがいいかも
・人間もちょっとだけ酷い目に遭います
・これは書いたのはHENTAIあきです、おまけに変態があるよ!
・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!!
山から連れてこられ警戒するまりさが見続ける中で、部屋のドアを開けたのはまりさを山で保護した青年である。
温和そうな雰囲気を出す青年はドスが出すゆっくりオーラのようなものを漂わせていた。
しかし、そんな雰囲気であろうと親と仲間を殺されたまりさにとってはただ憎い人間としか映っていなかった。
まりさが睨み続ける中で青年は心配するようにまりさに声をかける。
「やっと目を覚ましたね、正直最初は死んじゃってるかと思ってびっくりしたよ。」
青年の声にもまりさは何も答えない。当然である、人間はまりさにとって不倶戴天の敵といっても差し支えないことになっている。
ただ憎しみを込めて睨み続けているだけだ。
「もしかして勝手に連れてきて怒ってるのかい?そうだったらすぐにでも返してあげるよ。」
その言葉にまりさは少しだけ反応をする。
「はやくまりさをおうちにかえすんだぜ!にんげんなんかとはいちびょうでもいっしょにいたくないんだぜ!」
「そんなに嫌だったのか・・・。ごめんね、勝手に連れって来ちゃって。でももう夜だし明日でいいかな?」
怒気がこもった声でまりさは青年に怒鳴りつける。その声に驚き青年は申し訳なそうにするが、
すでに夜だということもありすぐには帰せないとまりさに告げる。
「そうだ、お腹も減ってるだろうしご飯を持ってきてあげるよ。悪いけどそれで今は許してくれないか?」
そう言って青年は何か食べられる物を探すために部屋を出ていく。
残されたまりさは部屋の中を観察し始める。そして外の見える窓と持ち上げられそうな目覚まし時計を見つけ、
まりさは部屋の窓を叩き割り外へと飛び出していく。
「にんげんなんか、まりさはぜったいにゆるさないのぜ!いつかかならずふくしゅうしてやるのぜ!」
お兄さんの家から飛び出したまりさは人気の無い路地裏を歩いていた。故郷への道を知っているわけでは無い。
ただ憎い人間が多くいる所にいては気が狂いそうなほど怒りを噴出しそうになるため、落ち着くために人気の無い場所を移動しているだけだ。
そして、それはまりさにとって最悪な結果に繋がってしまう。
「そこの胴付きまりさちゃん、ゆっくりしていってね♪」
まりさはその声を無視した。にんげんなどに挨拶など返して堪るものかと思ったからだ。
無視された男は気にした風もなくまりさに話しかける。
「こんな夜にお散歩するなんて、まりさは随分と強いんだね。飼い主さんに一人で歩いちゃ駄目って言われなかった?」
黙々と歩き続けるまりさにひたすら声をかける男。煩わしくなりまりさは男に怒りを込めて言う。
「まりさにかいぬしなんていないんだぜ!まりさはにんげんなんかだいっきらいだからさっさときえるんだぜ!」
その言葉を聞き男は嬉しそうに口笛を吹く。そして野良の確認のためにまりさから帽子を取り上げて確認をする。
「確かにバッジは付いてないな。ということはこいつ本当に野良の胴付きかよ。」
「かえすんだぜ!まりさのおぼうしさんをかえすんだぜ!」
帽子を取り上げられ取り返そうと飛び上がって男の手から帽子を取り返そうとするまりさ。
だが男はそんなまりさに対して軽く頬を叩いて黙らせる。
「いたい・・・ゆぐ!」
「あんまり騒ぐなよ、こんな夜中に近所迷惑になるだろう。」
悲鳴を出そうとするまりさの口を男が手を使い塞ぐ。そしてまりさの胴をけり上げまりさを気絶させると家へと戻った。
家に帰った男はゆっくりを虐待するために改装した虐待部屋にまりさを運ぶ。男は筋金入りの虐待お兄さんだ。
わざわざゆっくりの声が漏れないように防音処置を施し、様々な虐待が出来る様にと道具も揃えている。
「はーいまりさちゃん、目をさまそうねー。」
「ゆべ!」
まりさを起こすために男を虐待用に改良したスタンガンで軽い電流を流す。痛みに意識を覚醒させたまりさを男は嬉しそうに眺める。
男に抗議しようとするまりさだったが、自分が何も身に付けて無いことに気づく。
「まりさのおぼうしとおようふくはどこなんだぜ!はやくかえしてまりさをはなすんだぜ!」
「それはだーめ♪ゆっくりの癖に服なんて勿体ないんだよ。それと君はこれから俺に虐待されるの。」
そういってまりさを殴りつける男。決して致命傷を与えぬように加減をして、ただまりさに苦痛を与え続ける。
悲鳴をあげてやめるようにまりさは言うが、男は笑いながらまりさを殴り続ける。
そしてまりさの体中が青あざのように変色し、体が腫れあがるのを確認すると一息つくように煙草を吸い始める。
「いたいんだぜ・・・。どうしてにんげんはまりさたちにこんなことするの。」
苦痛に顔を歪めながらまりさは男にそんなことを訊ねる。それに対して男は吸っていた煙草をまりさに押し付ける。
「ゆぎゃあああああああああああああああ!」
「どうしてこんなことするって?決まってるじゃん、楽しいからだよ。」
毛包に損傷を与えるもの
そう言って男はまた煙草を一本取り出し吸い始める。煙草を押しつけられたまりさは激痛と熱さに絶叫をあげ、
その悲鳴を聞きながら男は美味そうに煙草を吸い続ける。煙をまりさに吐きつけまりさに話始める。
「正直な、お前みたいな胴付きの野良を見つけられて俺は今すごい幸せなんだよ。滅多に発見されないうえ、
俺が一番気に入ってるまりさってことにも。」
煙を吸い込みむせ返るまりさ。ゆっくりにとって煙草の煙は有害な毒そのものである。
必死に煙を吸い込まないようになんとか男から離れようとまりさは痛む体を引きずり地面を這う。
だが男は逃げようとするまりさにもう一度煙草を押しつける。新たな火傷とともにまりさは再び絶叫を上げた。
「まだ一本吸いきらないうちに消させるな、ちゃんと一本吸いきるまで俺は煙草を吸うからな。
また逃げようとすればもう一回お前を灰皿代わりにしなきゃいかん。嫌なら我慢してじっとしてるんだ。」
そうしてまりさは煙を吸ってむせ返りながら、苦しんだ。途中で少量の餡子を吐き出し、気分が悪くなったといわれ
また煙草を押しつけられる。まりさは恐怖に怯えながら男の虐待に耐えた。
「とりあえず今日はこんなところにしとくか。これが餌だから明日までに食っとけよ。」
そう言って男は生ゴミをまりさの投げつける。男が部屋から出ていくと、まりさは悪臭を放つ生ごみから離れ
部屋の隅で気絶するように眠りについた。
翌日、また男が部屋にやってくる。男は生ゴミが無くなっていないことを確認すると、まりさを揺すり起こす。
「だれ・・・、おかあさん?」
「残念、俺だよ!」
幸せだった時の夢でも見ていたのか、まりさは亡くなったドスまりさのことを思い浮かべた。
だがまりさの目の前にいたのは昨日の恐怖の呼び起こす男が笑顔でいた。
「ゆわあああああああ!」
「そんなに俺と会えて嬉しいのか。俺も嬉しいよ。」
そういってまりさに鞭をふるう男。ゆっくりの肌に最大限の苦痛を与え、なおかつ皮を破くことがない虐待お兄さんご用達の道具だ。
昨日の鈍い痛みとは違い、今回は鋭い痛みがまりさの体に与えられる。痛みから少しでも耐えようとまりさは体を丸める。
ひとしきりまりさに鞭を振るった後、男はまりさに昨日取り上げたお帽子を見せる。
「それはまりさのたいせつなおぼうしさん!かえすんだぜ!」
「返すわけないだろ、馬鹿なの?死ぬの?」
そういってまりさの帽子を破こうと力を込める。
「やべろおおおおおお!みんながきれいだっていってくれたおぼうしにそんなことするなあああああああ!」
「綺麗?そうかそうか、これは皆が褒めてくれたお帽子なのか。」
「そうなんだぜ!だからはやくまりさにおぼうしをかえすんだぜ!」
そういわれて男は昨日部屋にまりさの餌として置いた生ゴミに帽子を擦りつける。悪臭を放つ生ゴミに擦りつけられ
帽子には生ごみの鼻につく悪臭がしみ込む。
「ばでぃざのおぼうじがああああああああああああ!」
「ほらまりさ、俺が都会派なコーディネートをしてやったぞ!」
「ごんなのはぜんぜんとかいはじゃないいいいい!」
大好きだったありすの言葉を思い出し泣きながら男に反抗するまりさ。そんなまりさに男はまた鞭で撃つ。
「ゆぎゅ!」
「おちつけまりさ。みたところお前は昨日餌を食ってないみたいだな。だから今日はこれをやるよ。」
そういって男はまりさに何か皿に盛ったものを差し出す。昨日から何も食べていないまりさにとってそれはとても魅力的に見えた。
しかし、この男がただ自分のために何かすることはない。まりさは昨日と今日の短い間であるがそれを理解した。
素直に食べることはできない。だが、空腹のまりさに抗うことはできず男の用意したそれをまりさは手づかみで口に運ぶ。
「ゆぼおおおおおおおおおお!」
「あっはっはっはっは!なんだ、吐くほど美味いのか!」
男がまりさに用意したのは激辛のカレーである。当然そんなものを食ったまりさは自分の餡子とともに吐き出す。
男をまりさの頭を踏みつけ、吐いた餡子を顔に擦りつけるように動かす。
「ゆびゅ!ゆぎょ!やべでえええええええええ!」
「何言ってるんだまりさ、吐くほど美味いんだろ?だったら吐いたものもちゃんと食わないとな!」
そういって男は執拗にまりさの顔にあんこをこびり付かせる。反応が弱くなってきたところで、男はまりさの頭から足をどけ
足をまりさの指にゆっくりと乗せる。そのことに気づいたまりさは震える声で男に問う。
「どうしてまりさのゆびさんにあしをのせるんだぜ?」
「わかってるだろ、潰すためだよ。」
それを聞いてまりさは頭を地面に擦りつけ男にやめてくれと懇願する。だが男は無慈悲にまりさの指を潰した。
「まりさのたいせつなゆびさんがああああああああ!」
「安心しろよまりさ、まだ指は四本ある。潰すけど。」
そうして一本一本ゆっくりと指をすり潰されていくまりさ。激痛のたびに気絶をするが男はそれをオレンジジュースによって無理やり
意識を回復させる。そしてまた起きたところで男はまた指を潰していく。また気絶を繰り返し、まりさの手から指が完全に無くなった。
「まりさのゆびさん・・・」
私は...猫おしっこを見ることができます
茫然と自分の手を見るまりさ。まだ森にいたころ母親のドスに果物が上手に採れるゆっくりした手だねと褒められていたのに。
その手は今では無残にも男に潰され見る影もない。まりさは涙を流してそれを悲しむ。
だが、まりさに悲しむ暇は与えられなかった。
「じゃあ次はもう片方の指を潰していこうか。」
男の無慈悲な言葉に決して外に漏れることの無い部屋でまりさはあらん限りの絶叫をあげた。
「じゃあまりさ、今日はこの辺でお別れにしようか。今日の餌はそれだけだから。」
そうして男はまりさとカレーを残して部屋を出ていく。まりさの腕は本来曲がるはずの無い方向に折れ曲がり、
その両手には指がなかった。まりさは絶望に染まった目で部屋の隅を見ていた。いや、その目は何も見ていなかった。
ただその方向は向いているだけ、まりさにはただ今の自分の境遇についていけずどこか遠くにいるように感じた。
「すみません、この辺で胴付きのゆっくりを見ませんでしたか?」
そう言って通行人に問いかけるのはまりさを保護した青年だ。まりさが家から逃げ出した後その行方を捜し回っている。
本人の性格もあるが、自分が連れてきてしまったのだから最後まで森に帰してやらないと思い、
こうして町中を探し歩いているのだ。だがまりさを見たという手がかりは無く、ただ時間が虚しく過ぎていくだけだった。
その頃まりさは男にまた新たな虐待を受けていた。
「おねがいじまずうううう!あんよさんだけはゆるしてくださいいいいいいい!」
「あんよ焼きは虐待の基本だからやらないわけにはいかないだろ!」
まりさを押さえつけながら嬉しそうにまりさの足にガスバーナーを近づけていく。火が足の裏に当たるたびまりさは悲鳴をあげ
男にやめてくれと言う。やめるようなら最初からこんなことはしない。火は確実にまりさの足を焼いていく。
「あぢゅいいいいいいいいいいいいいい!」
「おお!なんだかこんがり焼けてるな。やっぱり焼き饅頭みたいに良い香りがするぞ。」
そしてまりさの足の裏は真っ黒に炭化してしまった。こうなってしまっては足で歩くことは無理だろう。無理に歩けば
激痛で苦しむだけだ。これからまりさは普通のゆっくりのように地べたを這いずって移動しなければならなくなった。
痙攣を始めだしたまりさに男はいつものようにオレンジジュースを浴びせ、応急処置を行う。
それは命を助けるためでなく、苦痛を味あわせるだけの行為であるが。
「まりさ起きろ~?まだお前に死んでもらっちゃ困るからな。」
男の言葉にまりさは意識を取り戻す。だがその目は半分光を無くしている。
「おねがいします・・・、まりさにひどいことしないでください・・・。
もうにんげんさんにふくしゅうしようなんておもいませんから。」
まりさは何故ここに連れてこられてこんな目にあっているのかを考え続けていた。そして出た結論は
自分が人間に復讐しようとしていたからと考えたのだ。しかしその考えは間違っている。
男はただ自分の楽しみの為だけにまりさに虐待を加えている。そこに意味や理由など存在しないのだ。
男の中には初めて虐待したゲスまりさのことが思い出された。最初は自分のことを『奴隷』や『糞ジジイ』と言っていたのが
虐待を加えるごとにその勢いは無くなり、ただ許しを乞うだけの存在になっていった。
今のまりさも同じだ。必死に反抗し、人間との力の差を体で思い知りそして絶望して許しを乞う。
しかも胴付きであり普段ではすることの出来ない虐待が行える。れみりゃやふらんとは違うまりさ種の反応は男に
新たな喜びを発見させる。
「さてそろそろ餌の時間だな。まりさ今日の餌はこれだ。」
そういって男はまりさから離れた所に高級ゆっくりフードを盛った餌皿を置いた。今までろくにものを食べていないまりさは
その匂いに反応する。なんとか食べようと不自由になった体で少しづつ地面を這って行く。
そしてあと少しというところで男は地面から皿を取り、中身をゴミ箱にぶちまけた。
「残念!あと少しだったけど時間切れだ。おしかったねまりさ。」
もちろん時間など決めていない。ただまりさに希望を持たせそこから絶望に突き落とすための方便でしかない。
そしていつものメニューとなった生ゴミを床にばらまき部屋を出て行ってしまう。
まりさは生ごみの中からなんとか食べられそうな部分だけを探し出し、口に運ぶ。
無論しあわせーの声は無い。ただ少しでも生き残ろうとする本能による行為だ。
まりさの未来に希望は一片も無かった。
「すいません、ここに胴付きのまりさがいるはずですよね?」
男の家にまりさを保護した青年が訪れる。まりさの服に付けておいた銅バッジのGPS機能によって
ここにまりさがいることをやっとつきとめたのだ。
「あんた何いってるの?ここに胴付きのまりさなんていないよ。」
「嘘をつかないでください。ここからまりさのバッジの反応がすると保健所から連絡が入ったんです!」
そう言われて男は焦りの表情を浮かべる。青年は男に問いただしまりさのいる虐待部屋に連れて行かせる。
「まりさ!?」
青年が見たのは変わり果てたまりさの痛ましい姿だった。体中は傷だらけ、腕は指も無く半分千切れかかっている。
足は黒く焼け焦げて折れ曲がり、顔には煙草による丸い火傷のあとが痛ましく残っている。
すぐに携帯でゆっくり用の救急車であるうーきゅうしゃに連絡をする。
どの抗うつ薬は、CNAのシナプスでは動作しません
「あった、こんな所にバッジがあったのか。こりゃあ気付かないわ。」
青年の後ろに頭を掻きながら初日に没収したまりさの服を持った男が立つ。その顔には明らかに余裕の表情になっていた。
「しかも銅バッジだし、これならそんな悪いことにはなりそうにないな。」
そういって男は青年にまりさの服を返し、馴れ馴れしく肩を叩く。
「今回はちょっとした不幸が重なったんだ。俺も反省するから今回は勘弁してくれよ。」
「ふざけてるのか!うちのまりさをこんな目に遭わせといて!」
「おおこわいこわい。でもあんたも知ってると思うが銅バッジで指定の飾りにバッジを付けて無いのは
どうみてもそっちの過失だ。まあ治療費用にオレンジジュースの金は払うよ。」
青年が男に詰め寄るが、男の主張は概ね正しい。胴付きバッジのゆっくりはあくまで所有を主張するためのものだ。
あくまでも野良ゆではないことが認められるが、保護の具合は金や銀バッジに比べれば大きく異なる。
金や銀バッジのゆっくりを潰せばペットを殺したことを認められ、加害者は損害賠償と実刑を受けることもある。
だが銅バッジになれば損害賠償しか飼い主は求めることは出来ない。それも金や銀と比べるとその額も微々たるものになる。
そのうえバッジはゆっくりの飾りにつけることが求められる。
これは誰が見てもそのゆっくりがバッジ付きであるということをわかりやすく示すためだ。
しかし今回青年はまりさが胴付きであるということもあり、その服にバッジを付けてしまった。さらにまりさが攫われたのは、
暗い夜だったために一層バッジに気付きにくかったこともある。
言い争う二人だったが、うーきゅうしゃが到着し青年はすぐに駆け付けた赤と青の制服を着た救急隊員に訪ねる。
「まりさは助かりますよね!お金ならいくらでも払いますからまりさを助けてやってください!」
「落ち着いて、そんなに焦っていたら助かる者も助からないわ。」
努めて冷静に返事をする隊員はまりさを見て顔を歪める。今まで見た中でもかなりひどい状態だった。
応急処置の為に全身にオレンジジュースを染み込ませた包帯で体を包み、すぐにゆっくり病院へと搬送する。
まりさと共にうーきゅうしゃで病院に付き添おうとする青年に男はオレンジジュースを渡す。
「とりあえず、一本だけ余ったから渡しとくよ。まりさが良くなるといいな!」
男を忌々しげに睨むが、必要になるかもしれないと考え青年はオレンジジュースを受け取る。
そしてうーきゅしゃは病院に向けて出発する。
まりさの容体は非常に危険であった。四肢を傷つけられ、栄養はまったく摂ることができずに何よりも虐待によって
精神が大きく傷ついていた。失った体は新たに小麦粉を練り部位を用意して移植手術を施した。
しかし、栄養を摂らせようと食事を与えようとするが悲鳴をあげて暴れまわり、無理に食べさせても吐き戻してしまう。
そのためオレンジジュースを点滴のように与え、最低限の栄養を摂取させることしかできない。
気力が湧かないのか、動けるようになった後でもまりさは動こうとせず、青年にゆっくり用の車いすに乗せられ
病院の庭を回るだけしかしない。
「ほらまりさ、綺麗だろ。ここはゆうかにゃんが手入れして綺麗な花壇で評判なんだ。」
そういってまりさに話しかけているが、まりさは一向に反応をしない。ただ目の前は向いているだけだ。
反応しなくても、青年はまりさに話しかけ続ける。家族のこと、趣味の料理のこと、最近失敗してしまった
日常での出来事を話す。そうした話にもまりさが反応することは無かった。
「ようまりさちゃん、元気になったみたいだな。お祝にお見舞いに来てやったぜ。」
そんなときに現れたのはまりさを虐待してきた男である。今まで何にも反応することがなかったまりさが
初めて反応することになった。
「ゆわあああああああああああ!もうまりさにひどいことしないでええええええええ!
ごめんなさい!ごめんなさい!ごべんなざいいいいいいいいいいいいい!」
「まりさ落ち着け!大丈夫だから、もうまりさにひどいことはさせないよ!」
錯乱し始めるまりさを落ち着けさせようと必死になだめる青年。その姿を男はげらげらと笑う。
「あははははははは!なんだそんなに俺と再会できて嬉しいか!」
「何しに来たんだ!もうまりさに近づかないでくれ!」
そう言って青年は男はまりさから遠ざけようとするが、かまわず男はまりさに近づこうとする。
「ほらまりさ!お前が大好きな煙草さんだ!また一緒に楽しもうか!?」
「いやだああああああああ!もうあついのはいやだあああああああ!」
まりさのトラウマを抉る様に煙草を取り出しまりさに見せつける男。虐待されていた記憶が甦ったのか
まりさはさらに錯乱していき、悲痛な声で泣き始める。
「近づくなって言ってるだろ!」
青年の拳が男の顔を捉える。男はそのまま地面に倒れ、気絶したのか起き上がる気配を見せない。
「ほらみろまりさ、もうまりさに酷いことするやつはお兄さんがやっつけてやったぞ!」
「ほんと・・・?」
優しく語りかける青年に対してまりさは不安げに問いかける。その問いに青年は力強く答える。
「本当だよ!まりさはもうひどいことなんてされないさ。」
「ゆわあああああああああん!おにいざあああああああん!」
青年に泣きつくまりさ。まりさの頭を優しく撫で落ち着かせようとする。
まりさが泣きやんだ頃に、青年に殴られ気絶していた男が目を覚ましたのかゆっくりと立ち上がる。
「やってくれたなあんた。これは立派な犯罪ってことを理解してるのか?」
「だったらどうした。」
「まあいい。俺達虐待お兄さんはゆっくりを殴っても人間は殴らないからな。だが警察には通報しておくぞ。」
そうして男は携帯で警察に連絡をする。駆け付けた警官は両人から事情を聴き二人を警察署につれていった。
「まあ事情は分かったよ。あんたは自分の飼いゆっくりを守ろうとしたわけだな。」
警察署の取調室で青年は刑事に言われる。あの後青年はすべてを話落ち着いて取り調べを受けていた。
担当の刑事は青年に同情した視線を向ける。
「いくら理由があったとしても、これは立派な犯罪なんだ。そこのところをちゃんと理解してるし、反省もしてる。
すぐにでも家には帰れるようにはなるさ。」
そうして青年は刑事に連れられ部屋から出ていく。そこで青年はある光景を見ることになった。
「おねがいします!おにいさんをだしてあげてください!おにいさんはわるくないんです!」
必死に受付の人間に頼み込んでいるまりさだ。受付の人間も困惑しているがまりさは気付かずにお願いを続ける。
青年が病院から連れて行かれた後、まだ治りきっていないにも関わらず病院から抜け出そうとしたため、
しかたなく警察に連れていくことにしたのだ。薬を使って大人しくさせるのではまりさの体には負担が大きいと判断したからだ。
青年はまりさの傍に行くとゆっくりと抱き上げる。
「心配しないでもお兄さんはここにいるぞ。」
「おにいさあああああああん!」
周りの視線を顧みることなくまりさは青年の胸の中で泣いた。それを見ていた刑事はこう呟く。
「幸せ者だね。うちのまりさもあれぐらい可愛げがあればお仕置きしなくてもいいのに。」
そうしてまりさが退院すると、まりさは正式に青年の飼いゆっくりとなることになった。
銅バッジだったまりさはあっという間に銀バッジを取得し、もう少し経てば金バッジになることも確実というほどに成長した。
食事の問題も青年の趣味である料理の腕をふるい、少しづつであるが克服していくようになっている。
「まりさ、今日はカレーだけどもう大丈夫かな?」
「おにいさんのかれーさんはおいしいんだぜ!まりさのこさないでぜんぶむーしゃむーしゃするんだぜ!」
こうしてまりさの人間に対する憎しみは、青年の甲斐甲斐しい看護と優しさによって無くなり
今ではご近所でも評判の可愛らしい飼いゆっくりとして評判になっている。
おまけ まりさをぎゃくたいしたゲスをせいっさいするよ!
「くそ、何でこんなことになったんだ。あのまりさとあの野郎ムカついてしょうがねえ。」
「貴様だな、まりさを虐待したという男は。」
「誰だあんた?あいにくそんなマスクを被る変態なんか俺の知り合いにいないぞ。」
「俺がHENTAIなのはどうでもいい。貴様は以前胴付きのまりさを虐待したことがあるな?」
「確かにしたぞ。あいつには随分と楽しませてもらったよ。」
「なるほど間違いないな。貴様は俺の嫁であるまりさに傷をつけた罰を与える。先生お願いします。」
「やらないか?」
早朝に公園を散歩していた人間が全裸で肛門から出血している男を発見した。
男は錯乱しており、マスクを着けた怪人とつなぎをきた変態が襲ってくる!とうわ言で言っており
黄色い救急車で病院に運ばれることになり、そこで長期入院するはめになった。
後書き
以前書いた別れと出会いの足りないと言われたと思われるまりさのお兄さんとの和解編も合わせたこれを書きました。
正直何度もやめようかなと思いましたが、お兄さんとまりさのお熱い生活のために最後まで仕上げ切りました。
それにしても虐待描写をもっとうまく書けるようになりたいです。
餡コンペのネタと最近ネタがうまく思いつかずに苦しんでいる今日この頃、
HENTAIを書かないと筆が進まないことに気づいたHENTAIあきでした。
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